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形而上学

実存

Existence

実存は、抽象的・一般的な本質(essentia)に対して、個々の具体的な現実存在を指す概念であり、特に実存主義において中心的位置を占める。キルケゴールは客観的真理ではなく主体的に生きられる個人の実存を強調し、サルトルは「実存は本質に先立つ」というテーゼのもと、人間はあらかじめ定められた本質を持たずに自らの選択によって自己を投企すると論じた。ハイデガーは人間の存在様態を「現存在(Dasein)」として分析し、被投性・企投・死への存在といった実存論的構造を明らかにした。

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